県有財産を県民がもっと興味を持つのも良いと思いました。博物館にもある美術品なども、カテゴリー分けをこの際改めてして、美術館における常設展を充実させるのも良いかと思いました。企画展だけで集客するのではなく、常設展が集客の窓口としておき、宣伝広告におけるフラストレーションを取り除いたら良いのではと思いました。
季節の植物をたくさん植えて、公園に遊びに行く感覚で美術館に立ち寄れたらいいなとも思います。桜があれば観に行くし、紅葉があれば観に行くし、レジャーランドみたいな噴水があれば子どもが遊びにいくかもしれないし。美術品以外の行く理由が沢山あったらいいなって。
併設のカフェに入ったら、「目玉の展示品を見ている観客」を一つの展示品として鑑賞出来るようになっていら面白いな。古美術品などを修復している様子をガラス越しに見学できるようになっていたり、あとは、日本酒バーとか併設であったらいいなって思いました。ご存知ですか?栃木の日本酒ってとても美味しいのがそろっているんですよ。太らないように細心の注意を払いながら、いろんなお酒を飲んでいます♪ぜひ調べてみてください。
海外の人たちが絵画を鑑賞した後に、栃木の地酒を楽しんでくれたらいいなって。(先日、山梨県に仕事にいったのですが、やっぱ寄ってしまいましたから、ワイン蔵!)脱線が過ぎますね・苦笑。でも委員会では緊張感いっぱいで真面目に発言していました。
美術館の予定地は、県内外や海外のさまざまな人にとってもアクセスしやすい場所です。県内の多くの人は車を利用するため、広い駐車場が確保できる立地は非常に重要です。県民が訪れやすい場所であることは、美術館を利用しやすくするために不可欠です。市街地に建設してしまうと利用者が減る可能性もあるでしょう。県民が主に車で移動しているという事実を考慮しなければなりません。
一方、県外や海外からの来館者にとっては、駅からのアクセスも重要です。そのため、駅からの交通手段を充実させるために、県と宇都宮市が協力する必要があります。LRT(次世代型路面電車)の整備計画も、当初と比べて状況が変化しています。美術館の完成までにはさらに状況が変わる可能性があるため、より良い施設をつくるために今後の連携が欠かせません。
また、この美術館の予定地は「日光街道」に位置しています。このエリアは日光と宇都宮駅を結ぶ道沿いにあり、世界に向けた情報発信の基地となるポテンシャルを持っています。現在、日本においてインバウンド(海外からの観光客)誘致は欠かせないものとなっています。日光市と宇都宮を結ぶエリアに海外の人々が興味を持つ「美術」を発信できるのは、非常に大きなメリットです。 日光から宇都宮、そして美術館へという観光の流れができれば、宇都宮は大きな恩恵を受け、栃木県全体にも大きな利益をもたらすウィンウィンな関係が築けるでしょう。
この美術館が、子どもたちの創造力を育てる場となり、利用や鑑賞の機会を提供し続けることで、5年後、10年後には全く新しい芸術のコンテンツが生まれるかもしれません。そうした未来の可能性を世界に発信することが、県庁所在地である宇都宮の役割と責任だと考えます。
まだまだ意見はあるのですが、尽きないので。